処理工程
有機汚泥と無機汚泥にはそれぞれの性質があり、その性質に応じて2つのラインで適正に処理しています。
処理できないものはわずかで、95%以上は再利用されております。
処理された汚泥の約3割は改良土(トマソイル:北海道認定リサイクル製品)や肥料原料となり、製品として各地で有効利用されております。
処理された汚泥の約7割が水となり河川へ放流しますが、自然界への影響を最小限にしたものであり、弊社ではこの処理水でアクアミュージアムをつくり、グッピーやザリガニなどを飼育することにチャレンジしております。
前処理
汚泥の中に含まれている大きなものを取り除きます。
取り除いた大きなものは、骨材と夾雑物(処理できないもの)に分けられ、骨材は改良土となり、夾雑物は最終処分(約5%)します。
残った汚泥は1次処理に進みます。
1次処理
前処理された汚泥に薬品を添加し、処理水と濃縮した汚泥に分離します。処理水は2次処理に進み、濃縮した汚泥はリサイクル処理に進みます。
2次処理
1次処理された処理水は微生物処理や高次処理(砂濾過処理、膜分離処理)を行って、細かい汚れや目に見えない汚れを取り除きます。
浄化された処理水は再利用、または河川に放流します(約7割)。
リサイクル処理
1次処理された処理水は微生物処理や高次処理(砂濾過処理、膜分離処理)を行って、細かい汚れや目に見えない汚れを取り除きます。
浄化された処理水は再利用、または河川に放流します(約7割)。